君が望む永遠:レビュー(自己満足)

この日記見て、ちょっと引く人もいるカモですけど、話させてください。

エロゲやってる、って、ヲタクだと思う?
そうかもしれんけど。。。(−−;

エロゲって言うと、「18禁でいやらしい」って思うかもやけどさー?
言い方を変えれば”ノベルゲーム”。
分野にも寄るけど、ストーリーは並の小説と比べたらめちゃくちゃイィモノが多い。
むしろ、恋愛小説としてかなり感動できるモノも多い(T_T)
その中で、Hシーンというモノが重要な役割を果たしてきたりもする。
愛を確かめる、形にする、つながりを求める・・・
3次元でやったらソレが正しいのかどうかはわからんけど(^^;
てか実際、ボクがそういうゲームをやってることは彼女だって知ってる。。。
彼女は実際にHすることは絶対許してくれなさそうやケド。雰囲気的に(笑)

って、ここからが本題。
そんなゲームの中に、”君が望む永遠”というゲームがあって。
そのゲームは、もちろん18禁。
ネタバレになってしまうかもなのであまり言うのはやめておくけど・・・
最近そのゲームが手に入って、やってたの。
ストーリーは、主人公の男の子は受験生。
第1部で、ある女の子に告白されて、付き合い始める。
そのうち事件が起こったあと、主人公も実はその女の子のことを好きなんだと気づき、
改めて告白し、本当の恋人同士となる。
その幸せが永遠に続くと思っていた矢先・・・
デートの待ち合わせをしているとき、主人公は少し遅刻をしてしまい、
その間に、彼女は待ち合わせ場所で交通事故に巻き込まれてしまう・・・

ここで第1部が終わり、第2部は3年後。
3年後に、昏睡状態だった彼女はついに目を覚ますが、
その時主人公は、彼女を失った心の傷を癒やしてくれた女性と付き合っていた・・・

最終的にはハッピーエンドに向かいます。
ボクはそのエンドを見るために今朝11時から夜7時までずっとそのゲームをやっていた。
・・・あまりにも、理不尽だったから。主人公が。
3年経って変わってしまった人たちが。
どうしても、ハッピーエンドを早く見たかったから・・・。


もしも、今、自分の彼女がそんなことになってしまったら。
そう思うと、涙があふれて止まらなくなった。
久しぶりに流した涙は、勝手な妄想による涙。
ゲームの中の女の子が事故にあった悲しさと、それを自分の彼女に重ねて考えてしまった上での悲しさ。
2重の悲しみがあった。

ノベルゲームは、色々と考えさせてくれる。
イヤらしいゲームだなんて、とんでもない話だと思う。
・・・今までに何タイトルものノベルゲームをやってきた。
感動したストーリーのゲームはいくつかあった。(Kanon、とらは3など)
これだけ、ストーリーがショックだったのは・・・多分初めてだった。
事故というモノは・・・何て恐ろしいんだろう。
というより、大切な人を失う怖さが・・・

・・・何よりも、怖いと思った。

 

 ここ以降は、ネタバレにもなるボクの個人的なレビューですので、
 君が望む永遠・遙エンド&茜エンドをクリアしていないプレイヤーは見ない方がイィかも。
 また、やった人にしかわからない言葉もあるので、そういう人もできれば、見ない方が、イィかも。

 あと、恋愛CHU、Piaキャロ3のネタも少し入っています。ネタバレもありますので、それも踏まえてお読みください。

 

 

 

 

 ところで、どうしても思うことがある。
 過去にボクはKanonをはじめ、いくつかのノベルゲーム(やっぱりあえてエロゲ、ギャルゲとは言いません。)をプレイした。
 ボクの中で、こういうゲームは”エッチ”が中心ではない、小説的なストーリー性のみを楽しむ物としています。
 ストーリー性の中でのエッチは、それはそれでいっこうに構わないと思ってもいます。
 「そんなん正当化してるだけやん!」とか言う人もいると思いますが、ボクはそれでも構いません。

 こんどこそまた本題に入ります。
 ボクは第一章をやっている時点では、完全に”遙萌え〜☆”という状態でした。
 つーより、ビジュアル的にも遙が一番ボクのお気に入りだったと言うこともあり、
 さらに、この性格といいドジなところといい・・・やっぱり変わってるところといい・・・
 あー、萌え〜♪
 ・・・いや、まぁそんな感じでもう第一章はボクの中での”出来”は良かったと思います。
 こういう日常がずっと続いたら、それこそカナリ幸せだろうナァ・・・と言う感じ?
 (まぁボクはそういう系の日常を現実にエンジョイしてますが。。。笑)
 だから、第一章はストーリー的には好きなんです。あの一番最後の、忌まわしい事故がなければ・・・

 あの事故がなければ、そのまま幸せな日々が続いてそのまま平凡に行ったかも知れません。
 ボクはそれでも構わないような気がしました。(爆)
 まぁ、そんなんで終わればゲームとしての機能が成り立たず、盛り上がりに欠けますが。。。(笑)
 ノベルゲームは、何人かのヒロインが居て、選択肢によって誰のエンドに向かうかが決まる・・・
 もちろんボクは今までやってきたゲームでは、だいたい全員をクリアするということをしていました。
 それが止まってしまったのが・・・「恋愛CHU」と言うゲームをしたときでした。
 あのゲームのOPは絶対間違ってる・・・というのは別にして・・・
 このゲームの場合、ネットで知り合った女の子(七海)が男子のフリをしてまで男子寮に住む主人公の元を訪ね、
 同棲(?)し、自分はあまりよく思っていないエッチまで主人公のためにやるという・・・
 そんな健気な少女が(しかもビジュアル的にも可愛い)居るのに、他の女に走れるかぁ!?\( ̄□ ̄")/
 ・・・つーわけで、ボクは七海のハッピーエンドしかクリアしていません。バッドエンドやトゥルーエンドなんて見たくありません(何)
 ボクはそういう人間です。(何)
 たとえノベルゲーム上であろうとも、そんな常識離れ(と言うより勝手な個人的解釈)した恋愛はしたくありません。。。

 ・・・また話が逸れた(汗;
 要するにここで言いたいのは”一人の女の子を完全にメインヒロイン化したゲームはそれしかクリアする気にならない”
 ・・・そんなボクです。(何)
 そう言ってしまうとPiaキャロットへようこそ3も近いものがあった気がする。
 設定は主人公は最初からさやかを好きだというのに・・・他の女に走るなんて・・・ゴルァ(待て)
 まぁ、このゲームは結局全員クリアしました(何)
 元々ビジュアル・性格両方でおねーさん系(?)のヒロインは好きではないので(ロリコン言うなや)
 夏姫さん&貴子さんをクリアするのはあまりその気になりませんでしたが?(何)
 ・・・えーそーですよどうせロリコンですよーだ!でも彼女は1コしか年違わないんだかんなっ!(一人キレ?)

 まぁ、そういう風なんやけども。。。
 今回の君が望む永遠も、ボクの中ではそのゲームの類に当てはまります。
 第一章では遙と付き合うのは”必然”です。避けて通れません。
 ボクは何より最初からそれを望みました。初登場時で”あー水月より可愛いから最初はこの子クリアしたいなー”と(爆)
 ・・・性格的にはまぁイィねんケド、ビジュアル的に水月はあまり好きではなかったり・・・(コラ)
 つか、どっちかって言うと遙の方が何かよかった。何か良かった。属性的にも(何)
 案の定、ストーリー進めていったら萌えたよ・・・萌え尽きたよ・・・(爆)
 つーか、もう遙ってばサイコー!とか第一章では感じたわ〜
 だから、「もーこのまま付き合って平凡に幸せでラストまで行こうよ〜♪」とか本気で思ってたりした(爆)
 ・・・だからこそ、8/27のあの忌まわしい事故で大泣き。いや、マジ大泣き。
 この時点で、メチャメチャ思い入れの深いキャラになっていた遙が・・・事故ー?!
 ふーざーけーるーなー制作者のやろー!(怒)    ←こんな状態。
 だから、そろそろ終わって寝ようかと思っていたのに・・・そのままずるずると、せめて遙が第二章で出てくるまで・・・と
 そんな気持ちで寝ずにプレイを続けてました。(バカ)
 でも何?3年経ったらソッコーで水月と付き合ってしかもエッチしとるがなー!
 まぁ、そら彼女が昏睡状態になったら逃げたくもなるやろけどサー・・・
 ボクなら・・・どうだったかなぁ?(爆)
 でも、ボクならその後遙が昏睡状態から目覚めたらすぐ「水月、ゴメン!」つって別れて遙の所行くね、マジで(爆)
 その時はまぁ、全てボクの気持ちをストレートに伝えると思う。うん。ホンマに。(何)
 でも、このゲームの中の主人公はどうよ?水月と遙どっちか選ぼう選ぼうって・・・
 確かに3年経ってるけどさーそんなんありー?!
 ・・・仕方ないことなのか?
 そうかも知れないけど、あまりにもどかしすぎるよ・・・
 だからボクは主人公の優柔不断なところにマジで憤りを感じたというか殺意を覚えたというか・・・
 つーかビジュアル的にも何となく水月はあまりボクの好みではないんじゃー!!!(結局それかい;)
 人ってさぁ・・・「顔なんか関係ないよ」って言うけど・・・やっぱり何処かで少しだけ関係してくるんだと思うのよ・・・(何)
 実際、今ボクが彼女を好き&何処が好きなのかとか聞かれたら
 ・・・性格的に、天然ボケで放っておけない感じ→60%(萌え?) 一緒にいると何か和むし→30% 顔的にも可愛い→10%
 まぁ、今は少しパーセンテージ的にも変わって、一緒にいると・・・が50%くらい行ってるかも?(爆)
 付き合ってるうちに、なんか彼女の本性がどんどんわかって(メッキがはがれてきたというか・・・)
 まぁ、好きなことに変わりはないし・・・(愛してるなんて恥ずかしくて言えないっつーのー)
 ・・・というわけで、ビジュアル的要素もどっかで含まれてくる。よってー水月はー何か嫌いになったー(何)
 つか、”遙一筋”的なところがボクにはあったから、よけい水月が鬱陶しかった(−_−^

 進めて思ったのは、ボクの進めたいストーリーとは方向性が違った・・・ってことカナ。
 遙エンドに進もうとしてるのに、何故か水月とかがバンバン出てくるの。
 しつけぇー!
 ボクとしては、ノベルゲームは純愛系が好き。だから、恥辱だの調教だの鬼畜だののゲームは一切しない。
 何故って、ストーリーよりもエッチばかりを優先させてるから。(−_−;
 エッチはストーリーの中で・・・ほんの少しあればイィねん。
 だから、水月が必要以上に迫ってきてヤるシーンが特にうざかった。
 てか、断る選択肢が欲しかった(何)
 そして、純愛系となれば、もうその攻略するヒロイン一筋であって欲しいのがボクの願い。
 しかも、この君が望む永遠では、遙が”付き合って、デートの待ち合わせで事故に遭う”という最悪の状態から
 3年後に昏睡状態から目覚めた・・・そんなん、遙を大切にしたくなるに決まってるがな!
 つか、まぁその考え方は人によりけりやと思うけど、ボクはそう思う。
 それ以前に、ボクなら第一章の8/27の時点で、彼女以外の女である水月の誕生日プレゼントに
 わざわざ¥4000の指輪なんて買ってやることがなかったと思う。
 待ち合わせがあるからって言って、また今度買ってやるからって言って、その場を離れていたに違いない。
 友達も大切だけど、彼女との”待ち合わせ”はボクの中ではめっちゃ大切だから・・・
 思えば8/15のこともそう。でも、あの場合はボクなら先に遙に連絡をしてから水月の話に付き合っていたと思う。
 ・・・そう思うと。もし8/27にボクの考えであれば、待ち合わせに遅れることなく、遙は事故に遭っていないのでは・・・
 そう思うと、さらに主人公に憤りを感じる。ボクなら遙の時間を3年も奪うことはなかったー!\( ̄□ ̄")/

 さらに憤りを感じるのはやっぱりこれ。
 第二章において、何故遙を選ぶことを決心した夜に水月を抱いたのか。
 もーこのシーンは特に一番腹が立った。ボクならもうすっぱりと言ってる!
 一番大切なのは遙だから、水月とは付き合えない・・・
 でもボクなら、「でも水月は大切な友達であることに変わりはないから・・・」と言うと思う。
 それで水月は納得すんのかどうかわからんけども(何)
 あれは、すっぱりと言うって選択肢が欲しかった・・・制作者めー(何)
 まぁ、病院で遙を抱いて完全に決心させたところまでが長かったけど・・・まぁ、それで何とかボクの中のもやもやはようやく収まった。
 あーゆーハッピーエンドでなきゃ発狂してただろうに、ボク。(爆)
 何度泣いたかどうかはわからんけど、よぉ泣いたわ・・・(何)
 ホンマに、色々考えさせられるゲームやな、と思った。
 同時に、今までやったゲームの中で、一番悲しいと思ったものがあったゲームだったと思う。

 そして、やはり遙エンド以外はクリアする気になれなかった。
 遙を裏切るなんて・・・他の女に手を出すなんて・・・ボクには絶対に出来ない!
 特に水月エンドだけはクリアする気になれなかった。。。

 でも・・・今日は、遙の妊娠エンドだけでも終わらせてみようと思って、少しやってみた。
 つか・・・こんなん、茜のバッドエンドやん?
 そして、茜の意外な一途さには正直ビックリ。でも、ボクは君の姉一筋なのダヨ???(何)
 ボクが彼女の妹に迫られても正直勘弁〜・・・色々、あの子は凄い子だから(何が)
 はぁ・・・あんなエンドは作るべきではないよ、つか、イヤだよ(−_−;
 ダメだよホンマに・・・

 

 制作者に色々言いたい感じもする。
 ボクの中で、もどかしいことだらけだったって・・・
 まぁ、人によって考え方は別々だし、ボクの観点だからボクが必ずしも正しくはないかも知れない。
 でも、ボクはこういう風に思った。それだけの話・・・


追加記述(ここ以降の記述は、後で追加したものです)
 アンソロジーとか色々買って読んで、どうしても他の人のストーリーも気になってしまい、
 遙妊娠エンド(茜)、まゆエンド、蛍エンドをクリアしてしまいました。。。
 「他の人のエンドに走ったら、遙はいったいどうなってしまうの?」
 というのが気になったから、というのが大きな理由。
 最終的に水月とも遙とも別れ、他の女の子とエンドを迎えることになるけど、
 ただ、遙エンドの時よりも水月との別れ方がすっきりしてると思った。
 まゆエンドの時は水月が一方的に電話で別れようと・・・留守録にはいっていた。
 蛍エンドの時は水月があの”丘”で、「遙を・・・大切にしてあげて」と言って別れた。
 蛍エンドの時が、一番2人との別れ方が穏便だナァって思ったけど(^^)
 個人的には、遙エンドの時、一番最初に水月が↑この別れ方をするのが一番だと思った。。。
 ボクは元々遙派だし(何)
 主人公は遙との”恋人”としての時間を取り戻し、水月、慎二を含めて仲間としてその後も仲良く・・・ってのが一番イィかなって
 第二章をプレイしていた時点ではボクはそれを望んでいたから。
 水月の別れる前までの態度と、主人公の優柔不断なところにははっきりいってムカムカしっぱなしやったし(何)
 まぁ、遙エンドはいい終わり方ではあったと思う、それまでを考えればな(笑)
 でも、他のエンドを迎えるストーリーを遙エンドに組み合わせたら・・・こんなにムカムカすることはなかったんじゃないのかナァ?


 あとは個人的に・・・やっぱり妹に手を出すのはあまりにも邪道の気がする、遙がかわいそう(汗
 そして、蛍。まさかヒロインが亡くなるなんて・・・予想とは裏腹の展開にビックリ。
 何故か涙は出なかったけど・・・何でだろ?
 しかしまぁ、よくできたゲームだと思うナ。

 ノベルゲームってのは、こういうふうだから”面白い””何かを考えさせられる”って感じやねんけど
 あまりムカムカするのはちょっとナァ(^^;
 まぁ、全体的に君望はいいゲームでした、ボクの中ではとらは3以来のヒットかな。(笑)

 でーもー・・・やっぱり、
 「自分がその子を好きで、しかも自分を好きでいてくれてる一途な可愛い女の子がいるのに、他の女に手を出すなんでボクにはできんっ!」
 というわけで、ボクが実際にこのゲームの世界の主人公だったとしたら、間違いなく遙エンドになっていたでしょう(笑)

 ところで、このゲームを自分の彼女(もちろん三次元)に渡してやらせてるボクは変でしょうか?(爆)

 ・・・変ですね。(汗;

 ・・・そんな人間やのに彼女がいること自体おかしいって?

 ・・・ほっとけ。

 

以上j、レビュー(といえるのか?)終わり。

まくでした。