Vo7
朝6時
「はうああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「何だよ朝から騒々しいなぁ・・・」
はうあぁ!なんて叫んだのは、実はボク自身である。
「ウォークマン聞きながら寝入ったら、起きたら電池が無くなってたぁぁぁぁぁ!
「アホか、お前・・・」
もー最悪。電池買わなきゃやっていけない・・・
「今日秋葉原行くときに電池買えばええやん・・・。」
「あ、なるほどー!」
人間ってパニックになると頭が働かなくなるって本当である。
ただし、ボクみたいに馬鹿なことでパニックになる人間も含めて・・・なのである。そう決めたっ!(爆)
「ふぅ、今日は東京グループ見学の日やなぁ。」
「おう・・・。」
祐作は眠たげな声で言う。うーん、彼はまだ眠いようだ。ボクより先に寝たくせに・・・
「・・・何時に朝飯集合やっけ?」
「8時。」 ←実際は8:15でした(だからどーした)by作者
「じゃぁ、もうしばらく寝てよう・・・」
といって、祐作はまた寝始めた。
うーん、ボクは何をしようか・・・とりあえず、荷物を整理してからゲームボーイでもするか・・・
7時45分になった。そろそろ行かなきゃいけないかなー。
・・・しかし。まだ祐作は寝ていた。
「起きろアホーっ!」
ボクは祐作をベットからひきずりおろした。
「何さらしとんじゃお前は!」
「こっちのセリフや!いつまで寝とんねん!もうすぐ朝飯やっつーの!」
「はうっ?あ、ホンマや・・・じゃぁ行くか。」
朝食はバイキング。さすがに朝は食が・・・進まない;
「あーせっかくのバイキングなのに!食欲がないっ!くやしい・・・!」
「食欲がないだと?幹久。せっかく食い放題同然なんだから食いまくれよ!」
と、言いながらバクバクと食す秀がそこにいた。よくもまぁそんなに食えるもんである
人間って食べなきゃいけない生き物なんだなぁ・・・(と、謎な事を考えながら、
「さて、あとパンくらい取ってくるか。」
「おう。じゃんじゃん食えばええんや幹久もよぉ。」
・・・はう、あんまり結局食えなかったなぁ・・・たぶん寝不足のせいだな・・・
と思いながら、2日目の行動に出る。
2日目は、朝から自由行動になるのだ。グループで、東京都内を自由見学。
ボクらはまず秋葉へいった。そして新宿を回り、渋谷に行った。
この間は、長くなるので省略することにする。(死)
渋谷に着いて、同じグループの祐作が言った。
「腹減ったわ〜。メシ食おうぜそろそろ。」
時間にして1時を過ぎていた。そうか、もうそんな時間なのだ。
「んじゃマク○ナルドでも探していこうか。」
言ったのは同じグループの琢磨だった。ちょっと変わったヤツである。
「お前東京に来てまでマ○ドナルドかよ?!」
「ええやん。飯さえ食えればそれでええ。」
言いつつも、ボクの腹は「ぎゅるるるるる」・・・やはり空腹には勝てない・・・
「オレもマクドでええわ〜」
「オレも、どっちでもいい。」
「じゃぁ決まりかな。」
歩き始める。しばらく歩くと、マクドナルドを見つけた。とりあえず入る・・・
やはり、昼の時間帯は混んでいる!
ボクは、いつも通りのお得なセットを注文した。が、混んでいるために
「お呼びしますので番号札をお持ちくださーい」
腹減ってるのにぃ〜(T-T
しかも何故か、琢磨と秀だけいつの間にか食ってるやん煤i ̄□ ̄;)
どーやら注文したものが待たずにきたらしい・・・ハンバーガーをほおばっていた。
そして、ハンバーガーをほおばったまま・・・店を出ていった・・・出ていった?!
「おい、あの二人なんで店出ていくねん;」
「あ、なんか下にあるゲーセンに行くってさ。」
「く、食いながらゲーセンかい・・・」
実はこのマクドナ○ドの地下にはゲーセンがあった。くっそー!早くハンバーガーとポテトこんかなぁ・・・
「お待たせいたしましたぁ、15番のお客様〜」
お、ボクの番号は16だから、次あたり来るかな・・・?と思ったら。
「お待たせいたしましたぁ、17番のお客様!」
何ぃ?!ボクは?ボクはぁぁぁぁ?
「へへ、お先に〜」
と祐作。なんだよなんだよぉぉぉおいおい;しかの、祐作がゲーセンへと出向くと、他のメンバーはみんないなくなっていた。
・・・ちょっと待て、ボクがもしかして最後?!うわー最悪・・・腹減ってるのに。早く来ないかなぁ・・・
「お待たせいたしましたぁ、16番のお客様。」
ホントに待たせるよなぁ・・・とぼそっとつぶやいた。
そして、ハンバーガーをほおばりつつゲーセンへと出向く。
・・・午後2時。ずぅっとゲーセンで暇つぶしをしてしまったボクらは、
また渋谷の町中を歩く。
そして、渋谷の中を散策し・・・気が付けば、午後5時50分。
確か、6時30分に、日の出桟橋へ集合だった気がする・・・はっ!
「まずい!今から集合場所行かないと間にあわへんぞ?!」
「あぁ?マジで?何で気付かへんだんや!」
「時の経つのも忘れたんだなぁ・・・」
「しみじみしてる場合っちゃうやろー!(バコッ)」
祐作がぼけるもんだから思わずツッコむ。ボクはどっちかというとボケなんだが・・・んなこたぁどーでもいい!
さて、間に合うのか?!?!待て、次回!(謎)
第8章へ続く